病院の建替・移転・増改築支援

大和ハウス工業トップ

目的に合わせた各種施設の建設をトータルプロデュース

CASE11 医療施設 札幌ススキノ病院/高齢者住宅 ファミリードクターズホーム6・8(北海道札幌市)

急性期医療から在宅医療まで、グループで提供するサービスの効率を高めさらに質の高い医療・介護サービスを実践する。

医療の切れ目を無くし包括的なケアを実践する病院プラス高齢者住宅の複合施設を開設。

事業展開

北海道札幌市において幅広く、医療・介護・高齢者住宅事業の運営をされているのが小笠原クリニックグループさま。グループは、3つの医療法人と、MS法人で構成されており、それぞれが急性期・回復期・慢性期・在宅復帰と異なる機能を持ち運営されている点が大きな特徴です。急性期病院では、「あきらめない医療」・「病人をつくらない予防医療」の理念のもと、地域の基幹病院として先端医療を実践。また、慢性期病院には、急性期の後方支援機能を持たせ、在宅復帰先として老健や高齢者住宅を運営。一人の患者さまに対する“医療の切れ目”を無くし、地域包括ケアの実践を目指されています。現在、グループ全体で3病院・5診療所・介護施設7施設・高齢者住宅等7施設。ベッド総数は1,000床を超えています。

2016年6月、「札幌ススキノ病院」はグループ内病院の移転建て替えにより開設。グループ内で、主に慢性期医療の機能を持つ医療法人大空(おおぞら)さまの運営となります。札幌市中央区すすきの地区に建設された12階建の建物には、内科・外科・リハビリテーション科・人工透析内科を持つ病院(一般病棟50床・人工透析30床)を1~5階部分に配し、さらに6~11階には住宅型有料老人ホーム「ファミリードクターズホーム6・8」(全182室)を併設されました。このような高層の高齢者住宅は、札幌市内でも例がないものとなっています。

今回、札幌市内でも特に利便性の高い立地に、高層の建物として新たな医療・介護の複合施設を開設されたのには、大きく二つの意図があります。
一つ目は、「地域特性への対応」です。特に雪が積もる冬場など、移動にも大きな負担がかかる地域だけに、病院と住宅・介護施設をスムーズに行き来できることが、医療と介護の効率的な連携をとるために最も重要なポイントとなります。
二つ目は、さまざまな医療機関の集まる札幌市の中心部に位置し、グループ内の急性期病院はもちろん、他の医療機関との「連携がとりやすい」ことです。移動距離や時間を短くすることで、患者さまの負担を大きく抑えることが可能となり、週3回治療に通わなければならない透析患者さまにとって、この「通いやすい立地」は大きな魅力です。
さらに、有料老人ホームの入居者さまにとっては「病院の上に住むという安心感」を提供でき、医療依存度の高い方も積極的に受け入れ、“できるだけ少ない負担で入居してもらいたい”という思いから、利用料金も可能な限り抑えた設定としています。

課題

THEME-1
グループの急性期病院(小笠原クリニック札幌病院)の機能を最大限に生かし、さらに患者さまに対する“切れ目のない医療提供”のためにも、退院患者さまの在宅復帰に向けた支援をより推し進める必要があった。
THEME-2
移動の負担を軽減し、効率的な医療・介護サービスの提供を実現するために、利便性の高い立地はもちろんケアの動線等の効率性を考慮した設計や、患者さまや利用者さまが魅力を感じていただける施設にする必要があった。

計画のポイント

POINT-1
施設内を上下に移動するという効率性を求めた新たな概念
12階建の医療・介護の高層型複合施設。1~5階は一般病棟50床・人工透析30床の病院、6~11階には住宅型有料老人ホーム(全182室)、さらに3階には入居者さまも利用できるデイケアのスペースが設けられています。
POINT-2
医療依存度の高い方を受け入れるための機能性
住宅型有料老人ホームの6階は、人工呼吸器対応フロア。全30室に、レスピレーター(人工呼吸器)の機器が接続可能な設備を備えています。病院部分には人工透析30床を設け、外来に加え、透析治療の必要な入居者さまへの対応も高めておられます。
POINT-3
細部にまで、こだわりと質感を重視した館内インテリア
周辺からも目を引く高級感漂う外観。館内には、照明や壁紙をはじめ、床のカーペットに至るまで徹底したこだわりが詰め込まれています。中世ヨーロッパ調を意識したインテリアで統一され、患者さまや入居者さま、そしてご家族も居るだけで豊かな気持ちになれるような演出が全体に施されています。

このページの先頭へ


このページの先頭へ