大和ハウス工業トップ

目的に合わせた各種施設の建設をトータルプロデュース

CASE14 医療施設 滝川中央病院(北海道滝川市)

“地域に馴染んだ精神科医療”のため、法人全体で機能強化に取り組み、地域医療に貢献していく。

環境改善と外来機能の強化を図り、“誰もが訪れたくなる”新病院を建設。

事業展開

医療施設 滝川中央病院 外観写真

医療法人 優仁会 滝川中央病院さまは、北海道滝川市に297床の精神病床を有し、昭和36年の開設以来、地域医療に貢献され、信頼を積み重ねてこられました。滝川市内およびその周辺には、精神科の病院や診療所が点在し、精神科医療は比較的充実した状況の中、同院には遠くの地域からも患者さまが訪れることから、多くの方々の支持を集める医療機関であることがうかがえます。

地域医療において滝川中央病院は、市内の急性期病院を退院された患者さまが、在宅復帰や各施設に入所されるまでの治療を行う、重要なパイプ役としての役割を長年担ってこられました。しかし多くの患者さまが、退院後の独居生活が困難だったり、受け入れ先の施設が充足していないことから、療養が長期化してしまうのが現実だといいます。優仁会さまでは、市内に療養病床を有する「わかば台病院」、近隣の留萌市に介護老人保健施設「サンライズ留萌」を運営。互いに連携を図り、患者さまの症状や医療依存度に合わせた医療・看護の提供で、安心して療養できる環境づくりに取り組んでこられました。

医療施設 滝川中央病院 カフェスペース
医療施設 滝川中央病院 縄手朗 記念講堂

退院が困難な患者さまの高齢化は進み、認知症を伴うケースも増えてきました。一方、急性期や症状の初期段階にある外来患者さまへの対応も強化していかなければなりません。優仁会さまでは、精神科診療をもっと気軽に受けていただけるように『女性こころの外来』や『もの忘れ外来』など、新たな取り組みをご検討。しかし、築50年近くになる病院建物は、さまざまな施設面の課題を抱えており、来院者にとって“特殊な病院”といったイメージを与えていました。そこで、まずは施設の抜本的な改善が必要であると、建て替えを決断されたのです。

新病院は、敷地内の駐車スペースを活用し、建設されることとなりました。“地域に馴染んだ精神科病院”を長年のテーマに掲げる優仁会さまでは、“地域の方が気軽に訪れることのできる病院”をコンセプトに設定。数社の提案の中から大和ハウス工業へ依頼されることとなりました。

新病院は、平成29年9月にオープン。質感あるモダンな外観はもとより、明るく開放感のある吹き抜けが広がる玄関ホール、またその一角には誰もが利用できるカフェスペースを設けるなど、従来のイメージを払拭する“訪れてみたくなる病院”に生まれ変わりました。また、旧病院にもあった多目的ホールは、規模・設備ともに充実させて新病院にも設置。前理事長に因んで『縄手朗 記念講堂』と名づけられたホールは、地域との交流や患者さまの健康増進の場として活用されています。
さらに、職場環境の改善にも配慮し、職員向けの託児スペースや、職員食堂、売店を設置。職場全体の活性化にもつながっています。

課題

THEME-1
さまざまな理由により在宅復帰の困難な患者さまの多くが長期入院化。その多くが高齢化による認知症の症状を伴ってきた。そうした方々に対し、手厚い看護を提供していくには、施設面における環境改善が不可欠だった。
THEME-2
亜急性期や慢性期の精神科医療がメインだったが、今後の医療環境を見据え、外来機能の強化を図り急性期医療や認知症の初期症状への対応にも取り組まなければならない。そのためにも、従来の精神科のイメージから雰囲気を変えて、気軽に入りやすい病院にする必要があった。
THEME-3
地域における若年層の人口が減少傾向にある中、雇用確保・維持のためにも職場環境を改善し、活気ある働きがいのある職場にすることが重要だった。

計画のポイント

POINT-1
認知症治療病棟の施設基準にも適応できる建物計画
将来的な病床転換も視野に入れ、認知症治療病棟の施設基準に適応できるよう、設計されています。
POINT-2
地域の方が気軽に訪れることのできる病院
新病院は、開放的な玄関ホールやカフェスペースなど、エントランス部分からオープンな雰囲気を演出した建物に仕上がっています。さらに、多目的ホール(縄手朗 記念講堂)は、さまざまなイベントなどに使用することを想定し、“地域に開かれた病院”としての工夫が凝らされています。
また、院内歯科も設置して入院患者さまだけでなく、一般外来患者さまのも受け入れも行われています。
POINT-3
職場環境の改善を図り、雇用の維持・確保を実現
雇用の維持・確保を目的に、職場環境の改善についても配慮。スタッフ動線の改善・効率化による“働きやすさ”はもちろんのこと、職員向けの設備も充実。来院者も利用可能な売店や職員食堂などを新たに設置して利便性を高めるなど、職員向けの保育所も規模を拡張させています。

CASE14

医療施設 滝川中央病院

  • 病院(医療施設)のケーススタディ
  • 高齢者住宅事業のケーススタディ
  • 診療所のケーススタディ
  • 介護施設のケーススタディ

上手な計画進行は、まずご相談から

大和ハウス工業 シルバーエイジ研究所は、長年にわたって蓄積された医療・介護施設の開設における知識と技術でお客さまの事業運営をバックアップします。

医療・介護施設ソリューションについてのご相談はこちら

このページの先頭へ