部屋別住まいのお手入れ

• 電気、水道、ガスは日常生活に欠かすことのできない重要なもの。突然の停電や水もれが 起きたときは、あわてず冷静に対処することが大切です。
  そのために知っておきたい事柄をまとめま した。同時にガスメーターの基本操作や煙感知器、熱感知器についてもご紹介しています。

電気の基礎知識

• ブレーカー各部の名称

  【電力量計】

  電柱から引込線をつたわってくる電気は、この電力量計を経由して屋内に入っていきます。言わば、電気の玄関口です。

  【ご家庭にある分電盤】

  

  • 1アンペアブレーカー
    一定以上の電気機器を使用されますと、自動的に電気の供給をストップする仕組みになっています。契約容量数（初めに電力会社と契約した契約容量の大きさ）によって色分けされています。最近はスマートメータ（電力量計）内で契約容量を設定するケースも増えています。（関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力は除く）
  • 2メインブレーカー（漏電遮断器）
    屋内の配線や器具が万一漏電したときに自動的に電気を切る装置です。火災や事故を未然に防ぎます。
  • 3分岐ブレーカー（配線用遮断器）
    屋内に送られる電気は、分電盤で各部屋ごとに回路分けされます。その回路の安全を守るのが分岐ブレーカー。1回路あたりの許容量がオーバーすると、自動的に回路を遮断します。

• 漏電遮断器は月に1度点検をしてください。

  

  電気洗濯機や乾燥機などの水を扱う電気機器は、漏電が起きやすい最有力候補。また、庭工事の時に外灯や門灯などの電気の配線を傷めてしまうと漏電の原因になります。

  もしもの時にお役に立つ漏電遮断器の定期点検は4年ごとに電気保安協会による点検が実施されていますが、より安全にご使用頂くためには1カ月に1回の点検をおすすめします。

  • 1まず、グレーのテストボタンを押します。「異常」という文字の表示とハンドルが落ちて電気が切れると正常です。
  • 2ハンドルを上げると再び電気が流れます。

  電源をOFFにする場合は、タイマーセットを再設定しなければならないなど、支障をきたす電気器具がありますので十分注意してください。

  【主な電気製品のワット数（最大値の参考】

  

  ドライヤー　700〜1200W
  テレビ　　　150〜200W
  電気ポット　700W
  アイロン　　600W
  こたつ　　　1500W
  掃除機　　　980W

• 

  メインブレーカー（漏電遮断器）が切れた場合は。

  「異常」という文字が表示されていれば、漏電又は異常電圧が原因です。

  

  

  漏電を見つけたら！

  当社ダイワハウスサポートデスクまたは最寄りの電力会社へご連絡ください。
  ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付)　0120-810-641

• 分岐ブレーカーが切れた場合は。

  切れたばかりのブレーカーは、熱を持っている恐れがあります。まず、電気器具を使いすぎている場合は器具のスイッチを切りましょう。その後少し時間をおいてから分岐ブレーカーのハンドルを上げてください。

• 感震器付分電盤は一定期間後に交換が必要です。

  商品交換時期は約10年です。使用開始から10年後に電源表示灯の点滅とブザーでお知らせします。交換には専門の資格が必要です。

  

  電源表示灯が点滅したり、ブザーが鳴ったら

  当社ダイワハウスサポートデスクへご連絡ください。
  ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付)　0120-810-641

• 

  タコ足配線は事故のもと

  

  家庭内でもよく見かけるタコ足配線。テーブルタップ（延長コード）を利用して、ひとつのコンセントで何台もの器具を使うとコードが加熱する原因になります。

  

  タコ足配線に困ったら…

  器具が増えてしまってタコ足配線に困ったら当社ダイワハウスサポートデスクか、電気工事店に依頼してコンセントも増やしましょう。
  ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付)　0120-810-641

• 

  プラグの差し込みはしっかりと

  

  電気器具は、ちょっとした不注意で加熱したり発火する恐れがあります。中途半端なプラグの差し込みもそのひとつ。プラグとコンセントの接続が甘いと、プラグが抜けやすくなり安全な電気の供給もできません。

• 

  コードはていねいに扱う

  

  コードを引っぱるのは厳禁。コードの接触不良やプラグのネジの緩みは、器具の故障にもつながります。また、コードを「U」字型のステップルで固定したり、束ねたりすることもよくありません。

• 

  アース線の接続を忘れていませんか？

  

  アースは電気器具と地面の間に電路をつくる装置。感電の防止や器具の感度を向上させる大切な設備です。洗濯機、冷蔵庫、クーラーなどの機器は、アースする必要のある電気器具。なかでも水を使用する洗濯機は、必ずアースターミナルにアース線を接続してください。なお、ガス配管・ガスコック・水道栓等をアースとして使用しないでください。

• 

  コンセントのホコリによるトラッキング現象に気をつけて

  

  コンセントの差し込み部分にホコリがたまりますと、湿度が高いときにはホコリに通電し発火する、トラッキング現象が起こることがあります。普段からコンセントを時々抜いてホコリを取るようにしてください。

• 電気器具によってはハイパワーの配線が必要です。

  

  クーラー専用回路を設置している場合は単相100Vが標準ですが、器具によっては単相200Vや三相200Vのハイパワーの配線が必要です。そのままで電圧の異なる配線を利用すると、大切な器具を傷めるだけでなく、大事故を招く恐れもあります。

  

  ハイパワーの配線が必要な場合…

  製品を購入した電器店、もしくは当社ダイワハウスサポートデスクへご連絡ください。
  ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付)　0120-810-641

• インターネットの配線を希望される場合は、各サービス会社へご連絡を。

  現在、インターネットを利用する場合は、様々な手法があります。この分野は技術開発の速度が著しく、一概にどれがいいとはいえない状況です。現在のサービスについては地域性もあるため必ずサービス会社に問合せをすることが必要です。（接続可能かどうか、月額費いくらか、加入費はいくらかなど）最近では、ホームページで自分の住んでいる地域でサービスを受け入れられるかどうか、確認することができます。
  実際に自分がどうしたいか、どこでどんな機器を使用したいのかといったことをまとめておきましょう。（例えば、2台のパソコンでプリンターを共有で使用したいなど。サービス会社等との打合せの際に非常に役立ちます。）
  新築で「マルチメディア情報化配線システム」を採用していれば、配線もされているので後にケーブルの変更が必要となっても容易に対応することができます。

  

• テレビインターホンについて

  

  門扉側についているテレビインターホンは、防雨構造になっていますが、水などをまく際、ホース等でうっかり水をかけないように注意してください。

• ホームエレベーターの日常の管理とお手入れについて

  

  国土交通省の設計指針では、ホームエレベーターの日常の管理は、所有者または家庭内の責任者が行うことになっています。定期的な保守点検（年1又は2回有料）及び、自治体によっては年一回の行政庁への定期検査報告義務があるので、メンテナンス会社とのメンテナンス契約を必ず結んでください。安全に利用するために、メンテナンスの方法など、家族全員でエレベーターについての認識を深め、いざという時のために取扱説明書もきちんと保管しておきましょう。

水道・排水・ガスの基礎知識

• 水道メーター

  【家全体】

  

  給水は、道路に埋められている水道本管から支管を取り出し、止水栓、メーターを経て各家庭に。水道管の維持管理は、敷地内であっても水道メーターまでは水道局の管轄になります。もし、この部分で漏水などのトラブルが発生した時は、水道局へ連絡してください。

  

  水栓の新設・移設など水道局への申請が必要な場合

  当社ダイワハウスサポートデスクか、専門の業者へ工事を依頼する際に確認してください。
  ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付)　0120-810-641

• 水栓から出る水が強すぎる（弱すぎる）場合は…

  器具ごとについている手元止水栓をいったん閉じ、水栓のハンドルをふだん使用する状態まで開きます。その後手元止水栓を徐々に開き、水が飛び散らず、一番使いやすい水量になるように調整してください。

• 水漏れのチェック

  【メーター】

  

  すべての水栓金具を閉めて、メーターをチェックします。赤い星が動いていたら、どこかに水漏れが起こっていることになります。

  

  赤い星が動いていたら…

  止水栓を閉めて当社ダイワハウスサポートデスク、または専門の業者へご連絡ください。
  ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付)　0120-810-641

• 水を止めるには

  家のすべての水を止めるには、水道メーターボックスの元栓を閉めます。各部の水を止めるには、機器付近にある止水栓をしめてください。

  ※止水栓の位置は機種によって異なります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

  【トイレの止水栓】

  

  【洗面化粧台の止水栓】

  

  扉を開けると中に止水栓があります。

• 

  水道管の凍結を予防しましょう。

  

  寒冷期には、外気に直接さらされている水道管が凍結することがあります。夜間には、水栓から1分間に200〜300cc（牛乳ビン1本半程度）の水を出したままにしておきましょう。

• 市販の浄水器を蛇口の先につけないでください。

  

  台所の蛇口の先につけるタイプの浄水器がありますが、それを取り付けると蛇口に重みがかかりグラツキの原因となることがあります。蛇口の先に市販の浄水器をつけないでください。止むを得ずお付けになる場合は、定期点検などで十分注意してください。また、水栓の種類によっては取り付けできないものもあります。

  

  カランが水漏れしたら…

  当社ダイワハウスサポートデスクまたは専門の業者へご連絡ください。
  ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付)　0120-810-641

• 水栓各部の名称

  

• 2ハンドル式混合水栓が水漏れしたら…

  【パッキンの交換方法】

  注：パッキンを交換する際は、必ず止水栓を閉めてください。キッチン・洗面・ドレッサーの場合は収納キャビネット中にある止水栓を閉めます。止水栓がない場合は水道の元栓を閉めてください。

  【回転部のつけ根から水漏れしている場合】

  

  
  U字型パッキン

  • 1ナットをスパナでゆるめ、U字型のパッキンを交換します。
  • 2その際、パッキンの溝側を上（本体側）に向けて取り付けてください。
  • 3パッキンにはパイプの太さによって2種類あります。太さを調べておきましょう。

  【ハンドルの下から水漏れしている場合】

  

  

  • 1まず最初に、ハンドルを分解します。マイナスドライバーをカラーキャップの下に差し込んで外してください。

  

  • 2カラーキャップを外したら、その下にあるビスを回転して外し、ハンドルは手で引き上げてください。

  

  • 3キャップナットは固くしめられているので、モンキーレンチを使い、ゆるめて外してください。

  

  • 4中に入っている、キャップパッキンと座金を新しいものに交換して、今までの分解の逆の手順で組み立てていきます。

  【吐水口から水漏れしている場合】

  

  

  • 5前の1～4の手順でキャップパッキン、座金を外し、スピンドルをプライヤーでゆるめて外します。

  

  • 6中に入っているコマパッキンをピンセットなどで取りだし、新しいものと交換します。

• ガスのマイコンメーターが遮断された時の復帰操作は…

  

  マイコンメーターの赤いランプが点滅して、ガスが止まってしまった時は、器具の消し忘れや、ガス栓の誤開放、ゴム管のはずれなどの異常がないか確認してから、次の手順で復帰操作をしてください。

  

  • 1室内外のすべてのガス栓・器具栓を閉めてください。

  

  注：復帰操作の際はメーター入側のガス栓は閉めないでください。

  

  • 2復帰ボタンのキャップをはずし、復帰ボタンを止まるまで強く押し、ランプの点灯（1〜3秒）を確認したら、すぐ手をはなします。

  

  • 3ランプがチカチカと点滅します。

  

  • 4約3分間お待ちください。（この間に器具の消し忘れ等がないか確認しています。）ランプの点滅が終わるとガスが使用できます。

  • 5復帰ボタンキャップを元どおりに取り付けます。

煙感知器・熱感知器の基礎知識

• 煙感知器の警報音（ピーピー）を発している場合の処置は…（電源ランプ〈緑〉点滅）

  

  【火災の場合】

  現場を確認し、119番に通報するなど適切な処置をしてください。

  【火災でない場合】

  煙以外でも次のような場合、煙感知器が鳴ることがありますが、引きひもを引くか室内の換気をし、煙検知部の煙がなくなるとすぐに鳴りやみます。煙感知器本体を取外さないでください。

  

  • ■スプレー式殺虫剤・ヘアスプレーなどが直接煙感知器にかかったとき
  • ■濃厚なタバコの煙を煙感知器にふきかけたとき
  • ■くん煙式の殺虫剤などの煙が高濃度になった場合
  • ■調理時の煙、蒸気などが煙感知器にかかったとき

• 熱感知器の警報音（ピーピー）を発している場合の処置は…（電源ランプ〈緑〉点滅）

  

  【火災の場合】

  現場を確認し、119番に通報するなど適切な処置をしてください。

  【火災でない場合】

  火災以外で次のような場合、熱感知器が鳴ることがありますが、引きひもを引くか室内の換気をし、熱検知部の熱がなくなるとすぐに鳴りやみますので、熱感知器本体を取外さないでください。

  

  • ■レンジ、エアコン、ストーブの熱など

  【煙・熱感知器の警報音を止めるには】

  • ■煙がなくなるか温度が低くなれば警報音は停止します。
    ※電源ランプ
    （緑）
    は点滅から点灯にかわります。
  • ■引きひもを引くか警報停止ボタンを押すと警報が止まります。
    ※電源ランプ
    （緑）
    は点滅したままです。

  【煙感知器】

  

  煙が残っていると約5分後に再び警報します。〔煙検知部に息を2〜3回吹きかければ、すぐに警報音は鳴りやみます。〕煙検知部の煙がなくなり、自動停止するまで警報を繰り返します。

  【熱感知器】

  

  温度が高いと約5分後に再び警報します。熱検知部の熱がなくなり、自動停止するまで警報をくり返します。

• 煙感知器・熱感知器とも6カ月に1回以上、定期点検をしてください。

  【通電状態の確認】

  電源ランプ（緑）が点灯していれば正常です。

  【動作機能の確認】

  動作機能の確認前に、警報停止ボタンを押したり、引きひもを引いたりしないでください。約5分間は煙や熱を検知せず、動作機能の確認ができません。

  【煙感知器・熱感知器の動作機能と警報音の確認】

  • 1警報停止ボタンを押し続けるか、引きひもを引っぱり続ける。
  • 2電源ランプ
    （緑）
    が点滅し、警報音（ピーピー）が鳴れば正常です。
  • 3警報音（ピーピー）が鳴らないときは「異常時の点検・処置」をご覧ください。

  

  警報停止ボタンを押すのをやめた後、または引きひもを戻した後、約5分間は煙を検知せず警報音（ピーピー）は鳴りません。

• 

  煙感知器・熱感知器のお手入れ方法

  ホコリやクモの巣が表面につきますと、検知しにくくなります。次の方法でお手入れください。

  • ■お手入れ時は高所作業となり、転倒・落下などの危険があります。足場の確保など安全に作業できるようご留意ください。
  • ■ヘッド裏の端子は先が鋭くなっています。ケガをするおそれがありますので取扱いにはご注意ください。

  

  

  • ■お手入れ後、ヘッドを取付ける場合は、ヘッドの表面がよく乾いてから取付けてください。

  ※商品を真下から見て、ヘッドの警報部をベースのブザー部にあわせ、少しずつ左側へまわし、一段落ち込むところでカチンと音がするまで右側へまわしてください。

  • ■ヘッド取付け後、必ず動作確認をしてください。

  感知器の表面及び取付け部付近の天井部分が汚れたりして、お手入れをされる場合は、ヘッドを取外してください。このとき、電源ランプ（緑）は点滅しています。

  

  • ■ヘッドとベースを取外したり、取り付けるときは、ヘッドの外周を持ってください。検知部を持つと、検知部が外れ、破損する場合があります。

  煙感知器・熱感知器のヘッドを取り外す

  

  煙感知器・熱感知器のヘッドを取り付ける

  

  煙感知器のヘッドのお手入れ

  

  • ■お手入れをする場合、布に水または石けん水をひたし、よく絞ってから汚れをふき取ってください。

  

  • ■お手入れのとき、感知器の内部に水が浸入しないように注意してください。
  • ■感知器のお手入れには中性洗剤・塩素系漂白剤・ベンジン・シンナーおよびアルコールは使わないでください。中性洗剤などを使うと、感知器の表面に傷がついたりします。

  

  • ■お手入れ後、検知部に異物（糸くず・水など）を残さないでください。誤報の原因となります。

  

  • ■煙検知部の小穴がホコリなどでつまっている場合は、掃除機などでホコリを取ってください。

  

  煙感知器・熱感知器のお手入れ、点検・処置について

  煙感知器・熱感知器のお手入れ、点検・処置について、わからない場合は当社ダイワハウスサポートデスクへご連絡ください。
  ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付)　0120-810-641

• 煙感知器・熱感知器異常時の点検・処置について

  修理・サービスを依頼される前に、次の点検および処置をしてください。

  状態	点検	処置
  電源ランプ（緑）が消えている	電源ブレーカーが「切」になっていないか？	電源ブレーカーを「入」にする。
  	停電	───
  火災の煙でないのに警報動作する	煙感知器・熱感知器の近くに調理の煙や蒸気が滞留していないか？	煙、蒸気などを取り除く。（調理中で警報動作をし続ける場合は、換気扇などをまわして引きひもを引っぱってください）
  	多量の殺虫剤を使用していないか？	窓やドアを開け、換気する。
  	煙検知部にホコリなどがついていないか？	掃除機などでホコリなどを取り除く。
  警報音が鳴りやまない。	煙が内部に残っていないか？	息などを吹きかけ、煙を追いだしてください。
  	煙検知部にホコリなどがついていないか？	掃除機などでホコリなどを取り除く。
  	熱が残っていないか？	うちわなどであおいで、温度を下げてください。
  点検時に警報音が鳴らない。	煙が確実に入っているか？	再度、入念にタバコの煙を煙検知部に吹きかける。
  	約30秒間、タバコの煙を吹きかけたか？
  	約2分間、線香の煙をただよわせたか？	再度、入念に線香の煙を煙検知部にただよわせる。
  	煙検知部にホコリなどがついていないか？	掃除機などでホコリを取り除く。
  	ヘアードライヤーなどの熱風が熱検知部に確実にあたっているか？	再度入念にヘアードライヤーなどで熱風を熱検知部にあてる。
  	引きひもをひっぱったり、警報停止ボタンを押していませんか？	引きひも、警報停止ボタンを操作してから約5分間は警報動作しません。
  電源ランプ（緑）が点滅している。	警報停止ボタンを押したり、引きひもを引っぱっていないか？	約5分間は点滅したままですので点灯にかわるまでお待ちください。
  	ヘッドが正しく取り付けられているか？	ヘッドを取付け直す。
  引きひもを引っぱったり、警報停止ボタンを押しても動作しない。	ヘッドが正しく取り付けられているか？	ヘッドを取付け直す。

  以下の異常事態のときは、販売店に連絡してください。

  状態		処置
  電源ブレーカーが「入」状態、または停電でないとき、電源ランプ（緑）が消えている	───	感知器の故障が考えられます。販売店に連絡してください。
  引きひもを引っぱったり、警報停止ボタンを押しても動作しない。	───	感知器の故障が考えられます。販売店に連絡してください。

  ※住宅設備に関しては商品の改廃により、現状と仕様が異なる場合がございます。詳しくは各商品の使用説明書をご確認ください。

なるほど・コラム

知っておきたい基礎知識 省エネ

• 冷蔵庫

  後ろをピッタリつけられるタイプ以外は、背面10cm、上面10〜30cm、両側2cm以上のスキ間を開けてください。直射日光やコンロの熱が当たらないようにすることも大切です。食品の保存法にもコツがあり、つめ込み過ぎると4〜5％の電力がムダ。ドアを開けている時間を極力減らすためにも食品を取り出しやすいように整理しましょう。また、閉まりが悪くなってきたドアのパッキングを交換するだけで5〜15％の電力が節約できます。

• 電子ジャー炊飯器

  12時間以上保温するのは電気のムダ使い。新たにお米を炊くよりも消費電力量が高くつきます。長時間の保温はお米の味も損なうので、その都度炊飯することをおすすめします。

• 電子レンジ

  調理法に応じた適切な時間設定がもちろん大切。解凍の場合は半解凍の状態までの使用が省エネにつながります。その後は自然解凍にしたほうが、食品の質や味も損なわれません。

• 換気扇

  油カスやホコリが内部にたまると機能が低下し、消費電力量が増えてきます。そのためにもこまめなお手入れが何より肝心。必要なとき以外は使用しないような配慮も必要です。

• 電気カーペット

  断熱性の低いフローリングより、畳の上で使用するほうが効果的。フローリングの部屋で使うときは、保温性の高いマットや布を下に敷いてください。また、電気ごたつとの併用は保温効果が高くなって経済的です。この場合は、こたつの温度を“中”以下に設定します。

• エアコン

  冷房時に2度高めに温度設定すると20％、暖房時に2度低めに設定すると10％の省エネ。窓にカーテンやブラインドをつけると、さらに効果的です。エアフィルターにホコリがたまるとファンの動きがにぶり、電力増につながるので、定期的にフィルターを掃除してください。

• 掃除機

  部屋を片づけてから掃除機をかけると時間が短縮できます。5分12秒の平均使用時間を4分に短縮した場合、年間で約150円の節約となります。またパックいっぱいにゴミが詰まった状態と未使用のパックとの比較では年間で約40円の節約となります。ゴミパックの汚れ度はこまめにチェックしましょう。放っておくと、集塵パワー低下の元になります。

• 洗濯機

  4.5kg・5kgという風に、洗濯機には洗濯できる容量が決められていて、洗濯物がその容量より多すぎても少なすぎても電気と水をムダに消費します。少量の洗濯物をこまめに毎日洗うよりも、洗濯機の定格容量を考慮し、洗濯回数を出来るだけ少なくしたほうか効果的です。もっとも効率のいい洗濯物の量は、洗濯機の容量の8割程度。容量の4割の洗濯量と比べると、年間で消費電力量は5.88kWhの省エネで約130円の節約、使用水量16.75立方メートルの省エネで約3,820円の節約になります。

• 電気ごたつ

  掛け布団のみと比べて、掛け布団と敷き布団の併用で5〜10％、掛け布団の厚さを3倍にするだけで20％もの省エネになります。すぐに暖まる赤外線ヒーターのこたつなら、スイッチをこまめに切る習慣をつけること。設定温度が「高」と「中」では、消費電力量に20％もの開きがある点も見逃せません。

• 数値につてい

  

  数値は「（一財）省エネルギーセンター」の資料に基づくものです。

• ※住宅設備に関しては商品の改廃により、現状と仕様が異なる場合がございます。詳しくは各商品の使用説明書をご確認ください。