キッチン
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食べ物を調理するキッチンは、油汚れや水はねなどで特に汚れやすい場所。快適な家事を演出するためにもこまめなお手入れが大切です。
また、ガスの使用で空気も汚れやすくなっているので、常に換気を心掛けるようにしましょう。 -
ガス器具を使用するときは換気を危険充分に行ってください。
閉めきった室内でガス器具を長時間使用すると、燃焼に必要な酸素が不足します。その結果、不完全燃焼を起こし、有毒な一酸化炭素を発生して、非常に危険です。必ず換気扇を作動し窓を開けましょう。
また、調理が終わった後もしばらく換気扇をまわしてください。 -
不織布フィルターについて
市販の不織布フィルターは油汚れなどがつくと 燃えやすくなりますので使用しないでください。
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吊り戸棚には重いものの載せ過ぎに気をつけてください。
キッチンの吊り戸棚に重いものを載せ過ぎると、棚が落下する恐れがあり、大変危険です。目安として棚板1枚につき約15kgまでの積載に耐えられるよう設計されていますが、メーカーにより異なりますので取扱い説明書をご確認ください。
(目安としては直径35cmの大皿が1枚約1.0kg、直径25cmのフライパンが1つ1.0kg)。
また、重たいものを1カ所に集中させると、棚板がたわみますので、平均して置いてください。日頃から重いものは下の収納スペースにしまうよう心掛けましょう。 -
ステンレス製ワークトップをサビとキズから守りましょう。
醤油や味噌、缶やサビている包丁などをステンレスの上に放置しておくと、「もらいサビ」が発生します。サビが出たら、スポンジにソフトタイプのクレンザーを少量つけて磨いてください。
普段のお手入れは食器用洗剤か粉石けんで。粒子の粗いクレンザーやスチールタワシはステンレスに細かいキズをつけ、汚れが一層とれにくくなります。また、ステンレスは塩素を嫌うので、ふきんや食器を漂白する場合は向にあります。こびりついた汚れを落とす場合ご注意を。 -
ステンレスにできるサビの原因は...
ほとんどの場合“もらいサビ”です。早い時期に除去すれば、きれいな表面状態に戻ります。サビが出た場合は、スポンジにクリームタイプのクレンザーをつけ、研磨目(横手方向)にそってていねいにこすり落とします。サビを拭き取ったら水で洗い流し、乾いた布で水気を拭き取っておきましょう。
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人造大理石・メラミン天板の 汚れはすばやく落としましょう。
人造大理石/ホワイト
人造大理石/砂目柄
人造大理石/黒御影調
ステンレス/エンボス
見た目はとても固い丈夫な材質ですが、万能なものではありません。例えば、スポーツドリンクやコーヒーなどで汚れた時は時間をおかずにすぐに水拭きを行い、汚れをしっかり落としてください。そのままにしておくと取れにくくなります。
特に濃色(黒御影調など)は、水しみ・手油、キズなどが他の色と比べて目立ちやすい傾向にあります。こびりついた汚れを落とす場合は、水を含ませたメラミンスポンジで軽くふき取ってください。研磨剤入りのナイロンタワシやクリームクレンザーで掃除する場合は微妙な艶の違いが生じますので、各キッチンメーカーの取扱説明書等を参照し使用可能か確認を行い、目立たない場所で一度確認してからお手入れを行ってください。
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ステンレス・人造大理石・メラミン天板の取扱い上の注意
熱によって変色する恐れがありますから、熱したフライパンや鍋を直接おかないでください。また、重いものを落とすと割れることがありま すから注意しましょう。
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調理機器カウンター・ハイカウンター・家電収納カウンターにガス炊飯器は設置しないでください。
調理機器カウンター・ハイカウンター・家電収納カウンターは、電気炊飯器・電気ポット等電気製品専用です。ガス炊飯器等熱源が露出している器具は設置して使うことができません。火災等の原因になる場合があるからです。蒸気排出ユニット付の場合は、蒸気を正常に収納庫の外へ排出するために、炊飯器・電気ポット等の蒸気穴の位置を蒸気回収口の真下にくるように合わせてください。電気容量を超えて使用しないでください。
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腰を掛けたり、ぶら下がったりしない。
調理機器カウンター・ハイカウンター・家電収注意き取っておきましょう。力を加えないでください。本体が倒れたり、壊れるおそれがあります。付属の取扱説明書に従ってお使いください。
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汚れがたまりやすく、目立ちやすいキッチン壁のお手入れ。
システムキッチン周辺のタイルや、タイル状の壁(クロスでない部分)が汚れた場合は、次のように手入れしてください。
- ■表面に付着した汚れは、時間の経過とともに落ちにくくなり、カビの原因にもなります。汚れが付いたら中性洗剤を含ませた布で拭いてください。その後水拭きし、乾いた布でよく拭きます。
- ■クレンザーやワイヤーブラシなどは表面の光沢が失われる恐れがありますので、使用するのを避けます。コンロ前にステンレス製レンジパネルが設置されている場合のお手入れ方法はステンレスワークトップと同じですが、油汚れがとび易いのでまめにお手入れしましょう。
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吐水口のお手入れについて
- 1散水板を手で回して外します。(ゴム手袋を使用すると外しやすくなります。)
- 2切欠きにドライバーなどを差し込み、散水ガイドを外します。
- 3散水ガイドや網につまったゴミや汚れをブラシなどで取り除きます。
- 4散水ガイドにOリングをはめ込みます。
- 5散水板に網・散水ガイド・リングを切欠きと凸部を合わせて組み込み、取り付ける。
※分解するときは、部品を紛失しないようにください。
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人造大理石シンクのお手入れ
柔らかい布またはスポンジに台所用洗剤(中性)をつけて拭きます。
- ※頑固な汚れは各キッチンメーカーの取扱説明書を参照し、シンク種類にあった洗浄剤を使用し、お手入れを行ってください。
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ステンレスシンクのお手入れ方法は...
ステンレスシンクは掃除が簡単と思われがちですが、手入れを怠れば、くもったり、ヌメリが出たりします。美しさを保つためには、毎日の手入れが必要です。ステンレスをくもらせないポイントは水気を残さないこと。普段は水拭きしてください。表面を傷つけてしまうためタワシやクレンザーを使うのは避けましょう。3日に一度くらいはスポンジに中性洗剤をつけて、シンクの横手方向にそって洗った後、水で流し、乾いた布で水気を拭き取ってください。
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排水トラップは定期的なお掃除を心掛けて。
ちょっとした心掛けで、排水管の詰まりを防ぐことができます。
- ■熱湯は60度C以下になってから流す。
- ■ゴミ収納器のゴミはこまめに取り除く。
- ■定期的にパイプ洗浄剤で掃除する。
以上の3つが排水管の詰まりを防ぐ効果があります。
排水器具が変形したり、排水パイプに穴が開いたりして漏水の原因になることがありますので、排水口に直接、熱いお湯を流したりしないでください。また、油分を含む煮汁や天ぷら油を流すことは厳禁。排水管内部に油が付着して流れが悪くなるばかりか、水質汚染の原因にもなります。
排水トラップのお掃除は、樹脂製排水カップ、ワン、ゴミ収納器本体の汚れとゴミ収納器の目詰まりを取り除いた後、中性洗剤で良く洗います。そして内側に付着した汚れを歯ブラシなどで磨いてください。(機種によって多少違う場合もあります。)さらに、排水管の壁面をパイプクリーナーを使って定期的にきれいにしましょう。パイプクリーナーはワンをまわして取り外し、使います。パイプクリーナーには粉末と液体がありますが、どちらも使用方法をよく読んでから使いましょう。
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ヌメリ取り剤を使用しないでください。
最近市販されている、ゴミカゴ用のヌメリ取り剤は、塩素ガスを発生させます。それによって、シンクや周辺のステンレスなどが錆びたり、穴があいたりする場合があります。使用しないようにしてください。
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排水管が抜けないよう注意してください。
たくさんのものを詰め込みすぎて、排水管を圧迫し、排水管が抜けたりしないように注意してください。
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ガスコンロの火が弱くなってきたら...
煮こぼれでバーナーが目詰まりしたときは火が弱くなります。キリなどで目詰まりした穴の汚れを取り除きましょう。周囲の汚れは金属ブラシでこすり落としてください。
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ガスコンロのひどい汚れは、強力洗剤で落としましょう。
ガスコンロについた油などの汚れは、できるだけすぐに落とします。
時間をおくとこびりつきなかなか取れなくなってしまいます。使ったあと、余熱があるうちに拭き取る習慣をつけます。こびりついた汚れは、粒子の細かいクレンザーで取ります。
また、受け皿はお湯に浸し、汚れが浮き上がってきたら、クリームタイプのクレンザーをつけたスポンジで汚れをこすり取り、十分乾拭きして水気を取りましょう。汚れのひどい場合は、強力洗剤で汚れを取り、水拭きの後、十分乾拭きして水気を取りましょう。 -
グリルの汚れの防止法
魚などを焼く前にあらかじめ熱しておき、グリル網にサラダ油を塗っておくと魚がくっつきません。また、水入れ皿には必ず水を入れてください。グリルの水入れ皿に脂がたまった状態で使用すると、脂に引火してグリル排気口から炎が出たり、機器内部が燃えることがありますので注意しましょう。
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グリルのお手入れ方法
ガスコンロと同様、余熱があるうちに汚れを拭き取るようにすると、後の手入れも簡単です。※やけどにご注意ください。もしもこびりついてしまったときは————
【網にこびりついたら...】
網のこげつきは、油に熱が加えられ炭化したもの。お湯にしばらくつけて汚れをうかしてから、ワイヤーブラシや金属タワシで汚れを落とします。
【皿にこびついたら...】
網と同様に油がこびりついてしまったら、中性洗剤をつけたスポンジで洗うか、洗剤を溶かした水かお湯につけておいてから取り除きましょう。その後、水洗いし水気を拭き取ります。
【グリル扉に油がついたら...】
扉についた油の汚れは、中性洗剤を含ませたティッシュペーパーやキッチンペーパーを扉にはりつけ、時間をおいて汚れを拭き取り水拭きします。とっ手やガラスはキズがついたり割れたりすることがありますので歯ミガキ粉や金属タワシでこすらないようにしてください。
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過熱防止の温度センサーについて
加熱機器には、天ぷら油過熱防止のための、温度センサーがついています。温度センサーの頭部が汚れていると、正しく温度を感知できません。汚れがついた場合は、固く絞った布で汚れを拭き取ってください。お手入れの際、温度センサーには、強い衝撃を与えないでください。また、センサーがスムーズに上下するか確認してください。
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ガラストップコンロのお手入れについて
中性洗剤や水を含ませたスポンジや布など柔らかいもので汚れをふき取り、その後乾いたふきんでふいてください。汚れがこびりついた場合はクリームクレンザーをつけたラップでこすってください。取れにくい汚れもよく落ちます。バーナーリングはクリームクレンザーでは磨かないでください。塗装がはがれることがあります。
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フッ素トップのお手入れ時の注意
強くこすったり、クレンザーやたわしを使わないでください。強くこすると、表面のフッ素がはがれる場合があります。
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コンロのガスがつかないときは電池を交換してください。
ガスコンロが点火しない場合は乾電池が切れていることがあります。電池交換パネルを手前に引いて倒し、新しい乾電池と取り換えてください。
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IHヒーターのお手入れ方法
IHヒーターは、ご使用するたびに手入れするよう、心掛けましょう。手入れの際は、必ず電源スイッチを切り、冷えてからするようにしてください。やけどをしたりすることがあります。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を使うようにしてください。
【ロースター庫内】
よく絞ったふきんで拭き取ってください。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤で拭き取ってください。焼き網は、汚れを水またはお湯で湿らせ、時間を置いてからスポンジで洗ってください。
【吸・排気パネル】
ホコリがたまるのを目安として、たまってきたら取り外して、水洗いをしてください。
【トッププレート】
軽い汚れの場合は、よく絞ったふきんで拭き取ってください。また油汚れの場合は、薄めた中性洗剤で拭き取ります。こびりついたり、取りにくい汚れの場合は、市販のメラミンスポンジなどを用いると楽に落とせます。
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IHヒーター使用上の注意事項
- ■缶詰やアルミ箔などを置いたままスイッチを入れると、破裂したり、赤熱して、けがややけどをすることがあります。なべや、やかん等以外のものは置かないでください。
※SGマーク入りの調理器具を推奨します。 - ■なべの熱で紙が焦げる場合がありますので、なべの下に紙などを敷かないでください。
- ■心臓用ペースメーカーに影響を与えることがありますので、お使いの方は、本製品のご使用にあたって医師とよくご相談ください。
- ■缶詰やアルミ箔などを置いたままスイッチを入れると、破裂したり、赤熱して、けがややけどをすることがあります。なべや、やかん等以外のものは置かないでください。
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レンジフードは1カ月に一度お手入れしましょう。
台所のなかで最も汚れやすく、しかも掃除に手間のかかるレンジフード。そのままにしておくと、故障しやすく、不潔です。油とホコリが付着して、見た目に黒ずんできたら、はずして掃除します。フードの周囲も汚れやすいので、中性洗剤で汚れを拭き取ってください。手入れの際は必ずゴムまたはビニール手袋を着用してください。レンジフードの機種によりお手入れ方法が異なりますので、詳しくは取扱い説明書を参照してください。
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シロッコファンの場合
【シロッコファンの外し方】
- ❶整流板を外します。
(1)整流板の左右を両手でしっかりと支え、少し押し上げます。
(2)左右のストッパーを押し込みながらゆっくりと10cm程度おろした状態で、整流板の後ろを持ち上げ、整流板吊金具から外して手前へ取り外します。- ❷フィルターを外します。
(1)整流板を外します。
(2)フィルターの取手を持ち、フィルター押さえを手前にスライドさせます。
(3)フィルターの取手を持ち、手前やや下側に引き出します。- ❸ベルマウスを外します。
片方の手でベルマウスのツマミをつかみ、もう一方の手でツマミとは反対側を下図のように持ち、両手でしっかりと支えながらベルマウスに刻印されている方向にスライドさせて外します。
- ❹ファンを外します。
(1)ファンを軽く手で押さえ、ツマミを「ゆるむ」(時計回り)の方向に、回して外します。
(2)ファンを両手で持ち、取り出します。【整流板のお掃除】
- ●お手入れのしかた汚れたらその都度お手入れしてください。目安:1カ月に1回程度
- ●お願いはずした整流板は平らな所でお手入れしてください。(変形・キズの原因となります)
- ●ぬるま湯で薄めた台所用中性洗剤を柔らかいスポンジ等にふくませ、汚れをふき取ってください。その後、洗剤が残らないように水で湿らせた布でよくふき取ってください。
【フィルターのお掃除】
- ●フィルターのお掃除も『汚れたらサッとふく』のが原則!軽い汚れならペーパータオルや台拭きで拭き取ってください。
1カ月に1度くらいのお掃除頻度なら、中性洗剤と、古くなった歯ブラシや亀の子タワシで汚れを洗い流します。※フッ素加工のフィルターには金属タワシは使わないでください。
ちょっとフィルターのお掃除をサボってしまったという場合は洗剤湿布方法が◎です。フィルターにペーパータオルを巻き、その上に薄めた中性洗剤をかけて30〜40分放置。ペーパータオルをはがしたら汚れも簡単に落とせます。
ひどい汚れには、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に1時間ほど浸した後、歯ブラシなどでこすると汚れが落ちやすくなります。
【シロッコファンのお掃除】
- ●お手入れのしかたぬるま湯で薄めた台所用中性洗剤を柔らかいスポンジや布に含ませ洗ってください。その後、洗剤が残らないように水洗いをし、水気をとってから取り付けてください。目安:3カ月に1回程度
- ●汚れがひどいとき台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけ置きした後、柔らかいスポンジや布で洗ってください。
※汚れを放置すると異音・換気不良・部品がはずれなくなる原因となります。
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プロペラファンの場合
- ❶電源を切り、差し込みプラグをコンセントから抜きます。コンセントが抜けない場合は分電盤のブレーカーを切ります。ファンを留めているツマミを左に回して、換気扇本体から化粧枠・オイルパック・羽根・ツマミをはずします。
- ❷取りはずしたものに洗剤を吹きかけ、布で拭き取りましょう。特に汚れのひどい部分は、洗剤を吹きかけてから、ラップでくるんで、15分ほど置いてから布で拭き取りましょう。
- ❸ナイロンパッドなどで磨き、汚れを落とします。狭くなっている部分は、歯ブラシで磨いてください。
- ❹乾いた布で水気をよく拭きとり、分解した逆の順序で、部品をしっかりと取り付けましょう。
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レンジフードとグリスフィルターのお手入れ。
換気扇フィルターは、住宅用洗剤を入れた湯に30〜40分つけ置きし、変形しないように注意しながら、タワシや歯ブラシでこすり落とします。その後湯洗いし、湯を拭き取ったらよく乾かして、取り付けてください。ガンコな汚れの場合は、お湯で。ただし、強アルカリの住宅用洗剤は、絶対に使用しないでください。フッ素コーティングされているグリスフィルターは、手入れが簡単です。料理の後のコンロの手入れの時に、グリスフィルターもひと拭きしておきましょう。
フードカバー本体は、汚れが目立たないものですが、けっこう汚れています。週に一度は水拭きし、その後乾拭きしましょう。汚れがひどい場合は、フードカバー本体に、中性洗剤をスプレーしたキッチンペーパーやティッシュペーパーを貼り、10〜15分後、湯を含ませた布で十分に拭き取ります。汚れがそれほどひどくない場合は、住宅用洗剤を含ませた布で拭いた後、水拭き、乾拭きをしてください。どちらも1カ月に一度は掃除してください。それ以上たつと油が酸化し、中性洗剤では汚れがなかなか取れなくなります。
【グリスフィルター】
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食器洗浄乾燥機を快適に使用するための6つの心得。
- ❶電源、およびスイッチ操作部に水をかけないでください。
- ❷運転終了直後は高温になっていますので、手を触れないでください。
- ❸排気・吸気フィルターをふさがないでください。また湯気・温風により、ヤケドすることがあります。排気口付近に手や顔を近付けないようにしてください。
- ❹専用洗浄剤以外は、ぜったいに使用しないでください。
- ❺カットグラス、銀製の食器、漆塗りの食器などの洗浄には使用しないでください。
- ❻月に1〜2回は洗剤をいれて標準コースで洗浄を行ってください。乾燥のみの使用や長時間使用しないと臭いの発生の原因となります。また臭いが発生したときは予洗いを行ってください。
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床に跡が残ることがあります。重いものの下には敷きものを。
冷蔵庫など、重いものの下に防振マットを使用すると、床にゴムの跡が黒く残ることがあります。汚れの防止策として、床と重量物の間にクッションフロアーなど敷いてからご使用いただくことをお勧めします。
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冷蔵庫の中も意外と汚れています。
月に一度は庫内を拭いて、エタノール等で消毒をしてください。食中毒が心配な梅雨の時期は、特に念入りに行ってください。また水受けトレーも清潔に保ちましょう。
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電子レンジも定期的に掃除しましょう。
水を入れた器をレンジに入れ、約3分間温め、蒸気で汚れをふやかします。こうすれば汚れが落ちやすくなるので、さっと拭くだけできれいになります。またターンテーブルは、取り外して食器洗い用の中性洗剤で洗います。レンジ外側の汚れは、中性洗剤を含ませたふきんで拭き取り、がんこな汚れであれば、レンジクリーナーで落としてください。この際、金属タワシは使用しないようにご注意ください。
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週に一度はオーブンもお手入れを。
オーブンの汚れは、調理した食品が炭化してこびりついたものです。週に一度は、歯ブラシでこげつきを落とし、熱いお湯に浸したふきんで拭きましょう。
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キッチンの扉は普段からの“ひとふき”を心掛けて
キッチンの雰囲気を左右するキャビネットは、普段から汚れがついたらすぐに拭き取るように心掛けておきます。材質は、化粧合板と木製に分けられます。それぞれにあった手入れ法で、いつも清潔に保つようにしてください。
【カラー扉・鏡面扉(化粧合板・化粧シート)】
中性洗剤を薄め、それを布に含ませ汚れを拭き取りましょう。その後、しっかり水拭きし洗剤を残さないようにしてください。
【木製扉(塗装仕上げ)】
薄めた中性洗剤を含ませた布をかたく絞り、拭いた後、洗剤を残さないように乾拭きし、完全に乾いてから、家具用ワックスで磨きます。
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お手入れをおろそかにしがちなフロアキャビネットの内部も定期的にお掃除を。
調味料や油、鍋類などの収納に利用することが多いフロアキャビネットの内部は、ふだんあまり目につかないところなので、手入れがおろそかになりがちです。油がこぼれてこびりついたり、キャビネットの底にカビが生えていたり…ということのないよう、時々、収納物を全部取り除いて、定期的に拭き掃除しましょう。
【湿気対策】
とにかく通気性をよくすることです。ときどき引き出しを開けて通気性をよくしましょう。水拭きしたら完全に乾くまで扉をしめないでください。
【ニオイ対策】
使用済みのコーヒー豆を十分に乾燥させ、空き容器や目の細かい袋に入れて、コーナーに置いておくと、脱臭剤がわりになります。
【収納対策】
カゴや空き箱の底に、紙を敷いて物を入れるようにすると、手入れしやすく、掃除もしやすいので一石二鳥です。
【ゴキブリ対策】
ゴキブリの通り道になりそうな隅に、1〜2週間に一度殺虫剤をスプレーします。ゴキブリが好みそうな食べ物を保管しておかないことも大切です。
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地震に反応して扉をロックする感知式ロックラッチの原理について知っておきましょう。
地震などによる揺れを感知してラッチ本体内部の鋼球が振動すると、鋼球がロックバーを押しだして扉をロックするようになっています。扉を閉じると、今度は扉受け金具がロックバーを押し込むので、ロックは解除されます。揺れがおさまるとロックは解除されます。中の物が落下しないように気をつけて扉をあけてください。
※地震の揺れ方によっては作動しない場合があります。- ■ラッチ本体や扉受金具を、むやみに外したり分解しないでください。
- ■ラッチ付キャビネットの真下で、炊飯器など、水蒸気が出る電化機器を置かないでください。
- ■物を収納する場合、わずかな揺れでも倒れてしまうような不安定な積み重ね方はしないでください。また、詰め込みすぎないようにもしてください。
- ■扉はロック時でも約4cmほど開きますので、小物を手前側に収納しないでください。
- ■ラッチ本体に汚れや水滴がついた場合、すぐに乾いた布で拭き取ってください。
- ■感知式ではないロックラッチが使われているシステムキッチンもあります。ラッチ本体や受け金具を外したり分解しないでください。
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キッチン使用後は、乾いた布で拭き取る。
キッチン使用後は、乾いた布で水気をきれいに拭き取ります。汚れが目立つ時は、台所用洗剤で汚れを落としてください。その後水拭きし、乾いた布でよく拭きます。
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水栓金具も乾いた布で掃除しましょう。
手入れせず放っておくと、メッキを施しているにもかかわらず錆びることがあります。時々、乾いた布で拭いておきましょう。水栓についた水はねや石けんカスは、練り歯ミガキを歯ブラシにつけてこすると、簡単に落ちます。その後、布で磨くとベストです。
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吐水口キャップもときどき外してお掃除を。
水栓の先についている吐水口キャップは、ときどき外し、網につまっているごみを取り除いてください。
※吐水口のお手入れについては上部キャプション「吐水口のお手入れについて」をご覧ください。 -
シャワー水栓も月に一度はお手入れを。
シンク下には、水受容器がついています。そこで月に一度ぐらいは、水受容器にたまった水を排水してください。
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浄水器のカートリッジ交換について
浄水器のカートリッジは消耗品です。水量が極端に減少したり、においや変な味がする場合は、カートリッジが目詰りしていたり、除去能力が低下していると考えられます。カートリッジの交換をしてください。わからない場合は、当社ダイワハウスサポートデスクか専門業者へご連絡ください。
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家庭用生ゴミ処理機のお手入れは。
【ディスポーザータイプ】
認定メンテナンス業者と維持管理契約を結んでください。
お手入れについてわからない場合は当社ダイワハウスサポートデスクか専門業者へご連絡ください。
ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付) 0120-810-641
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足元温風機・ホットレディのお手入れ方法
カバーグリルにホコリがたまりがちです。月に2回程度掃除機でホコリを吸い取ってください。毎日のお手入れは外側のホコリを拭くだけで大丈夫です。
フィルターも月2回程度取り外して、ぬるま湯で洗ってください。乾いたら再びセットします。正しくセットしないと故障の原因となりますので注意しましょう。
- ※住宅設備に関しては商品の改廃により、現状と仕様が異なる場合がございます。詳しくは各商品の使用説明書をご確認ください。
なるほど・コラム
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白い水、赤い水、青い水…その原因は?
蛇口をひねるとお湯が白かったり、うっすら赤みを帯びていたり。何か体に悪い影響はないのか、気になりますね。
【白い水】
白く濁ったお湯が出る場合、水中の空気が細かい気泡となり、お湯を白く見せることが原因と考えられます。気泡ですから心配はありません。コップにくんで5分ほど放置すると、次第に透明になります。
【赤い水】
どんな種類の金属も、水と接すると微量の金属イオンが発生し、金属の種類により水の色が違ってきます。赤い水の場合は、鉄の水道管から鉄イオンが水に溶け出しているのが原因と考えられ、人体への影響は特に心配ありません。ただし、長期間続く時は、十分な調査の上、給水管などの交換を考えなければならない場合もあります。
【青い水】
アイボリー系の浴槽のご家庭で「浴槽に入れた水が青い」と言われることがあります。これは浴槽の色と光線の反射で起こる目の錯覚。実際は青くないので心配無用。また、給水や給湯配管に銅管を使用のご家庭では、水位線付近に青い色が付着する場合があります。これは銅配管などから出た銅イオンと石けんや体から出た脂肪酸が反応してできた銅石けんが原因。約半年から1年程度で銅管の内側に酸化皮膜が形成され、この現象はおさまります。人体への影響は特に心配いりません。
白い水、赤い水、青い水…その原因は?
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身近にあるクリーナー
小麦粉やお塩、レモンや大根。普段台所にあるものもひと工夫で即席の洗剤になります。自然のものだから手にも環境にも優しいのがうれしいですね。
汚れ取り
【小麦粉】
キッチンの床に油をこぼしてしまったときはその上にたっぷりの小麦粉をかけ、小麦粉と油をなじませ、パラパラにしてから布などで拭き取ります。
【塩】
キッチンの床に卵をこぼしてしまったときは小麦粉と同様にその上からたっぷりの塩をふりかけてなじませてから布などで拭き取ります。
こげつき
【レモン】
アルミ製鍋が焦げ付いた場合、水とレモンの輪切りを入れ煮立てます。その後、1時間ほど放置しておくと黒ズミが取れます。
【タマネギの皮】
ホーローの鍋が焦げ付いた場合は、タマネギの皮を入れて、レモン同様煮立てます。その後スポンジやタワシでこするとこげが落ちてスッキリ。
タワシがわり
【大根】
大根のしっぽにクレンザーをつけると大根の切り口にクレンザーの粒子が沈み、ステンレスを傷つけずにきれいにできます。
【ティーバッグ】
フライパンの軽い汚れや魚を焼いた後の焼き網を麦茶や紅茶のティーバッグで洗うと環境にも優しいスポンジに早変わり。
身近にあるクリーナー
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キッチンからエコロジー、はじめませんか。
キッチンでは清潔を心掛けるとともに、水質汚染などの公害を出さないよう配慮しましょう。小さじ1杯の油を流しただけで、魚の棲める水質に戻すには1トンもの水が必要だとか。またコップ1杯の牛乳でも、バスタブに10杯ほどの水が必要だそうです。油や生ゴミは適切に処理してからゴミ箱に捨て、排水口に流さないようにしましょう。
【古くなった油は正しく処理して捨てましょう。】
使用した油が温かいうちに(80度くらい)凝固剤の粉末を入れて、よく混ぜます。しばらく時間をおいて、油が固まればポリ袋などに入れて、ゴミ箱へ捨ててください。他にも、ポリ袋に新聞紙を一枚ずつ丸めて入れ、油を吸わせて捨てたり、牛乳パックに流し込みホッチキスでしっかり止めてから、燃えるゴミとして出したりするのも方法です。さらに、古くなった油に市販の再生処理剤を混ぜれば、石けんとして再利用することができます。
- ※一部の自治体では、可燃ゴミとして扱わないところもあります。自治体の指導に従ってください。
【生ゴミを流さないよう、水切りネットを排水口に付けておきましょう。】
生ゴミが直接排水口に流れるのを防ぐため、水切りネットを使用します。コーヒーかすなどの細かなゴミも逃さない細かな目のものがおすすめ。十分に水をきってかさばらないようにゴミ箱に捨てます。庭にコンポストを作成するなど、生ゴミの削減を心がけ、環境にも優しいリサイクル法として試してみてはどうでしょう。