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土地活用ラボニュース 大阪・西区編

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保育所併設型の賃貸マンションで地域貢献

公開日:2019/1/30

近年、都心回帰で人口が増加している大都市圏では、保育所不足が問題となっています。今回は、新たに建設する賃貸マンションに保育所を併設した実例です。

大阪市西区、梅田や難波にも近く、大阪市の中でも利便性に恵まれた、人気の高いこのエリアに、今回の実例「パンセ新町」があります。
敷地面積は約89坪。建物は10階建てで、4階から10階は1LDKの賃貸住宅が21世帯、そして1階から3階までは大阪市の認可保育所となっています。

駐車場から新しい活用法を提案

以前、この土地は機械式駐車場で、レンタカー会社に賃貸していました。しかし、機械式の設備が老朽化し、何かしらの対策を取る必要が出てきました。
こうした課題を受けて、担当した大和ハウス工業の新玉は、修繕費用も小さくないことに加えて、次の世代に対してきれいな形で引き継ぎたいというオーナー様の気持ちを汲み取り、効果的な活用法を考えました。
オーナー様は賃貸マンションを他にも所有されており、単なる賃貸マンションでは、競合となる物件もたくさんあります。そこで、都市部ならではの活用をしたいと考え、保育所が足りていないという大阪市(特に西区)の事情を考慮したうえで、「賃貸マンション+保育所」という新しい活用法を提案しました。

都市部ならではの問題を解決する一助となり、地域貢献に繋がる、保育所を併設するというこの「賃貸マンション+保育所」に対し、オーナー様も賛同し、この提案を選択されました。
計画はスタートしたものの、そこにはいくつかのハードルがありました。
まず、保育所自体が大阪市の公募であったため、やりたいからといって必ず出せるものではありませんでした。さらに、その認可に合わせた建築スケジュールを組まなければならず、調整は簡単ではありませんでした。
また、賃貸マンションと保育所の複合施設という建物のため、避難経路や排煙の規制など消防に対する規制もクリアする必要がありました。

こうした課題を乗り越え、竣工と同時に保育所も開設しました。1階はオープンキッチンも備えた給食の調理室、2階と3階は保育スペースとなっており、開放感溢れる大きな窓に天井も高くストレスのない広々とした空間となっています。

地域のニーズを考え設計

一方、近隣に競合も多い賃貸マンション部分に関しては、地域の人たちのニーズを考慮し、都市部に合ったデザインやカラーを採用してほしいとオーナー様からの要望があり、部屋の仕様は3タイプ、赤をキーカラーに入れるなど、都会的で洗練されたデザインとなっています。

実際の入居状況、そして今回のプロジェクトに関してオーナー様の評価について。大和ハウス工業の新玉は次のように語ります。

「賃貸マンション部分は、建築後数ヵ月で満室になりました。保育園さんが入ってようやく完成しましたが、子どもたちがいる姿を見られて、オーナー様も喜んでいただいたので、良い建物になったと思っています。」

開園から半年あまり、利用者の使い居心地に関して、「クオリスキッズ新町保育園」の殿重園長は「3階部分まで、一軒家のような、おうちのような雰囲気で使えますので、子どもたちは安心して通える環境だと思います」と語ります。

老朽化による維持管理コストの無駄をなくし、収益性の向上と地域貢献を実現した今回の土地活用。時代に合った活用方法へのスピーディーな転換が功を奏した実例ではないでしょうか。

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